コルデリカ/巨人族の廃墟


【パリス】
…はい。グラントスは半覚醒状態ながらも
すでに目覚めています。

いえ、その件については
問題ありません。

はい、わかりました。
任務を継続します。

【ルジーナ】
おい、そこのクソ女!

何をボソボソと
しゃべってやがる!

俺様を皇国のお偉いさんにでも
報告してるんでありますか?

【パリス】
フフッ、よくわかったわね。

優秀な召喚師の情報は皇国にとって、
とても有益なのよ。

【ルジーナ】
ケッ!
胸クソ悪いー!

……!

おせーぞ!
○○○○(ユーザー名)!

こんなヤベー時に
チンタラしてんじゃねーよ!

【パリス】
あら、それなら
待たずに先に行けばよかったのに。

【ルジーナ】
雑魚には雑魚の使い道ってもんが
あんだろうが!

まぁいい。

いいか、
俺様はこれから何百年も眠り続けてる

巨人どもの神、
『グラントス』をぶっ潰しに行く。

まあ、俺様が戦うからは
ただのデクノボーにはちげーねーが、

さすがにヤツとの戦闘中に
他の魔物に邪魔されたら面倒だ。

そこで、俺が神を倒している間
お前らが魔物どもを引きつけておけ!

【パリス】
あら、随分と優しいのね。
自分から強敵に挑むなんて。

【ルジーナ】
あぁ!?

テメーらじゃ、まともに
やりあうことなんざできねーだろーが。

グズどもが失敗した後始末するよか、
最初から俺様がやっちまった方がマシだ。

俺様の本当の力、見せてやるよ。

いいか、お前らはしっかり
オトリとして魔物どもと戦ってろよ!

この程度の任務をしくじるようなら、
俺様が直接ぶっ殺してやるからな!


【パリス】
フフッ、一応、名の通った
魔討隊のリーダーなだけはあるわね。

言動は残念な感じだけど、

知識と実力は
それなりにあるということかしら。

私の想像以上の情報を
集めていたようだしね…。

とはいえ、私の調査だと

グラントスは彼の手に負えるような
相手じゃなさそうだけど…。

私も力を貸す必要がありそうね。

もちろん、
あなたの力も貸してもらうわよ。

あなたの実力、
しっかりと見せてもらうわ。

巨大遺跡を彷徨う

圧倒的な存在感を放つ巨大な遺跡群。
しかし怯むことは許されない。
コルデリカ崩壊の時間は刻々と迫ってきているのだから。

消費体力:12 バトル数:10 獲得経験値:2700
ラスボス:大海神メザ、ウンディーネ

コルデリカの最終クエストだけあって、ここの道中には全ての属性のユニットが出現します。

道中の出現ユニットに合わせてパーティを編成するのは難しいので、各クエストのボス毎にパーティ編成をすると良いでしょう。

ここ最初のクエストでは、大海神メザとウンディーネがボスとして登場します。

どちらも水属性なので、ここは有利な雷属性中心のパーティで挑みましょう。

大海神メザは★5ユニットなので、かなり強いです。ユニットの育成など十分に準備をしてから挑みましょう。

遺跡に残された光

グラントスを倒すというルジーナの言葉を信じ前へ突き進む。
すべての魔物を殲滅するほどの勢いこそが囮には必要なのだ。

消費体力:12 バトル数:10 獲得経験値:2700
ラスボス:聖騎神ウィル、ワルキューレ

ここのボスは光属性の聖騎神ウィルとワルキューレのコンビです。

聖騎神ウィルは前のクエストのメザと同様に★5ユニットなので、かなりの強さです。

しかし、ここまでノーコンティニューでたどり着いたのであれば、属性相性さえ間違わなければクリアは可能でしょう。

とは言っても光に有利な闇属性でいくと、相手の攻撃も大ダメージで受けることになってしまうので、

闇属性オール★5レベルMaxで編成したパーティで挑むか、若しくは味方の攻撃に闇属性を付与するBBを持つユニットを加えた混成パーティで挑むのがベストでしょう。

黒翼に抱かれて

激しい戦闘の熱に惹かれるように集まる強力な魔物たち。
休むことは許されない。
ルジーナがグラントスを倒すまでは。

消費体力:12 バトル数:10 獲得経験値:2700
ラスボス:黒炎女神ラヴァ、火竜ファルオス

ここでは炎属性の黒炎女神ラヴァと火竜ファルオスがボスとして登場。

前2つのクエストと同様に、黒炎女神ラヴァは★5の強敵です。

基本は水属性ユニットで挑むことになると思います。

ここまでで分かる様に、このコルデリカの最終エリアでは、全ての属性のユニットを高いレベルまで育成していることが求められます。

もしクリア出来ないクエストが有るとすれば、それはそのクエストのボスに対応する(有利な)属性のユニットの育成が出来ていないという事だと思いますので、シッカリと育成を進めてから再度チャレンジしてみましょう。

流星の導き

魔物たちとの激闘の最中、刹那感じた違和感。
その正体はわからないが、放置もできない。
囮を演じたまま奥へと進んでいこう。

消費体力:12 バトル数:10 獲得経験値:2700
ラスボス:雷星神エミリア、サンダーバード

ここでは雷属性の雷星神エミリアと、サンダーバードが、ボスとして登場してきます。

雷星神エミリアが★5ユニットなのは他のクエストと変わらないのですが、

この2体はどちらもその攻撃に麻痺効果が付与されるので注意が必要です。

アイテム(気付け薬)、BB、LSでシッカリと麻痺対策をしておかないと、あっさりと全滅してしまうことになります。

エミリアが使うのは単体攻撃BBなので、まずは全体攻撃のサンダーバードを先に倒して、一度に複数のユニットが麻痺状態にされるのを防ぎたいところです。

壁画に残された傷

廃墟の入口に比べ豪華になっていく装飾。
壁画に残された傷は比較的新しい。
その意味も違和感もいまだ不明のままだ……。

消費体力:12 バトル数:10 獲得経験値:2700
ラスボス:機神ダグラス、ドライアード

ここでは樹属性の★5機神ダグラスと★3ドライアードがボスとして出現します。

ドライアードの攻撃には毒の状態異常が付与されるので、解毒薬を持っていき必要に応じて使用すると良いでしょう。

ダグラスのBBはランダム攻撃なので、こちらのユニットの数が減ると、1体辺りが受けるHit数が多くなってしまうので、

1体倒されたために、そこからなし崩し的に崩壊していくという様なことがないように、出来る限り最後まで全員が生存した状態でいられる様に気を配りましょう。

漂う魂の意味

違和感の正体を求め、廃墟の奥へと進んでいく。
そこには激しい怒りに影響を受けた魂たちの姿が。
それが意味するものは……。

消費体力:12 バトル数:10 獲得経験値:2700
ラスボス:煉獄神アリス、ヴァンパイア

初期に登場したユニットでありながら、いまだに衰えない人気をみせるアリスが、ヴァンパイアとともにボスとして登場します。

ここで登場するのは★5煉獄神アリスです。

わたしもそうなのですが、初期のころからブレフロで遊んでいるユーザーで、★6ユニットが登場するまで、かなり長い期間をこの★5アリスにお世話になったという方は多いのではないでしょうか。

ここも、★5レベルMaxの光パーティを作るか、光付与BBを持つユニットを入れた混成パーティで挑むのがベストでしょう。

巨人達の猛襲

微かな違和感は確信に変わった。
この先には確かに存在する。
神にも匹敵する力を持った伝説の巨人が。
後は選択するのみだ。

消費体力:14 バトル数:10 獲得経験値:3200
ラスボス:崩壊獣ロドマギア、サイクロプス×3

★5の崩壊獣ロドマギアが3体ものサイクロプスを引き連れてボスとして登場します。

ここでは、とにかく1ターンでも早く敵の数を減らすことが大切です。

樹属性ユニットの全体攻撃BBで3体のサイクロプスを纏めて倒すのがベストなのですが、まずは1体づつ確実に倒していくことを心がけましょう。

樹属性の単色パーティを組めるユーザーにとっては、ウィルやアリスのクエストよりも楽にクリア出来るかもしれません。

封じられた災厄

巨人たちの猛攻を越えたその先には、玉座に座るグラントスの姿が。
コルデリカ崩壊を防ぐための最終決戦が今、幕を開ける。

消費体力:16 バトル数:11 獲得経験値:3800
ラスボス:巨神グラントス

ついにコルデリカでの最後の敵、ラスボス「巨神グラントス」の登場です。

グラントスは通常攻撃も強力ですが、さらに強力な全体攻撃「グランドデストロイヤー」と「フェイタルブロウ」を放ってきます。

また怪我と弱体の状態異常を付与してきますので、状態異常対策をしておくと戦力低下を防げ、不利な条件で戦わずに済みます。

グラントスは樹属性なので、炎属性単色パーティがベストな選択でしょう。

混成パーティでも炎属性を付与できるBBを持ったユニットがいれば大丈夫ですが、不利属性となる雷属性のユニットは避けた方が無難でしょう。


激戦を終えて……


【パリス】
フフッ、さすがね。

カルが一目置くだけのことはあるわ。

【ルジーナ】
ハァ……ハァ……。

【パリス】
あら、やっとご到着?

【ルジーナ】
…………クソッ。

【パリス】
状況はわかるわよね?

グラントスは
○○○○(ユーザー名)が倒したわ。

あれだけ大見得を切った割に
あなたの能力もたかが知れたものね。

【ルジーナ】
く、このクソアマが…
今から相手になってやってもいいんだぜ…

【パリス】
いくら凄んだって無駄よ。
この結果の後ではねぇ。

【ルジーナ】
う、うるせー!
俺様が調べた場所は間違ってなかったんだ!

クソ巨人の野郎が封印された場所から
移動なんざしてたからよ…。

【パリス】
確かにあなたの調査結果は
私と同じだったし、

あなたがその途中で
強力な魔物を倒していったのも確かね。

でも、
あなたは目的を果たせなかった。

いくら過程が良くても
結果を伴わなくては意味が無いと思わない?

【ルジーナ】
ケッ!クソが!
やってられるかっつーんだよ!

ヤメだ、ヤメだ!

柄にもなくバカどものお守なんざ
したからこんな目にあうんだ!

俺はもうエルガイアに帰るぞ!

今回の件に関する報告もジジイどもに
しねーとなんねぇしな。

………。

おい!
○○○○(ユーザー名)!

運良くグラントスを倒したからって
チョーシにノんじゃねーぞ!

あの程度のヤツ、
俺様ならもっと楽勝で倒せたんだ!

感謝するんだな!

このアクラス召喚院最強の召喚師、
ルジーナ様に助けてもらえたことをよ!

【パリス】
あら、アクラス召喚院最強の召喚師は
『レブルエンス』の『カル』でしょう?

【ルジーナ】
テメー、
またその名前を出しやがったな!

そんなに俺様にぶっ飛ばされてーのか?

だいたい、ヤツの実力なんざ
俺様の足元にも及ばねーよ!

ちっとばかり運が良いだけの
スカし野郎だろ!

【パリス】
あら、魔煌竜ザガムルングを
討伐した話は皇国でも有名よ。

インペリアルガードがスカウトに
出向いたという話もあるみたいね。

【ルジーナ】
ケッ!あんなもんはたまたまヤツが
とどめを刺したってだけで、

実際は討伐に参加した
他の部隊が倒したようなもんよ!

まあ、
その参加した他の部隊ってのが

何を隠そう俺様の
『スカイガーデン』なんだがな!

【パリス】
フフッ、知っているわ。

『スカイガーデン』のリーダーが、戦闘直後の闇の咆哮で気絶させられたってね。

【ルジーナ】
なっ!?

あ、あれはちげーぞ!

カルみてーに弱い連中を守るために身を挺して闇の咆哮を正面から受け止めただけだ!

そのおかげで他の連中が
全力で戦うことができたんだからな!

つまりあの勝利は
俺様のおかげってことだ!

【パリス】
フフッ、それは失礼したわ。
さすが『スカイガーデン』のリーダーね。

【ルジーナ】
わ、わかりゃいいんだよ!

ったく、これだから
ニーヨンのカルはムカつくんだ。

そもそも俺の後輩のクセしやがって、
調子にノリやがって!

テメーといい、
バカしか言えねーあのバカ女といい、

ヤツに関わるヤツは
どいつもこいつも俺様をイラつかせる!

いいか!
○○○○(ユーザー名)!

今度、俺様の邪魔をしやがったら、

次こそお前の顔面を
グチャグチャにしてやんからな!

それがイヤなら
しっかり俺様を尊敬することだな!

最強の召喚師である
このルジーナ様をな!


【パリス】
フフッ、
立ち去る時の言葉も安っぽい人ね。

それじゃあ、
私も行くとするわ。

あなたが四堕神を追い続けるのなら、
また会うこともあるでしょう。

その時もまた、あなたが私にとっての
味方であることを祈っているわ。

フフッ、
それではごきげんよう。


【エリオール】
――そうか、
コルデリカには存在しなかったか。

――それほど期待はしていなかったが、
やはり残念だな。

――なに、
君が謝ることではない。

――多忙な君につまらない任務を
頼んでしまって申し訳なかったな。

――ああ、
では引き続きよろしく頼む。

――君には期待しているよ。


【エリオール】
ククク……

そうか、グラントスを倒したのは
例の召喚師か。

そうでなくてはな。

これで世界はまた一歩、
正しい姿に近づいたという訳か。

パリスには早くグランガイアに眠る
『アレ』を見つけてもらわねばな。

【エリオール】
…………。

聞いているのだろう?

すでに時は刻まれ始めた。
もう巻き戻すことはできん。

貴様の主にも
覚悟を決めてもらう必要があるぞ。

【黒の隠者】
……。

【エリオール】
……ククク

ハッハッハッハ!

筆者のひとりごと

これでとうとう「コルデリカ」が終了しました。

しかしパリスも容赦ないくらいルジーナを追い詰めていましたね(口撃で……)

ほんとうに私があの場にいたら「お願いだから、これ以上変な争いの種を撒かないでくれ!」って気分になっていると思います。

だって同じアクラス召喚院に所属するルジーナとは、パリスよりも断然接点が多いハズですからね。

ルジーナが言っていた「バカしか言えねーあのバカ女」ってのは、間違いなくセリアのことですね。

相変わらず、色んな所で敵を作ってるようです。カルとだけは仲いいんですよね。


さて、最後の最後にまた謎が増えましたね……

どうやらパリスとエリオールが所属しているランドール皇国はグランガイアで『アレ』を探しているようです……『アレ』って何なんですかね?

そして謎の黒の隠者、エリオールが「貴様の主にも覚悟を決めてもらう必要があるぞ。」と話しているところをみると、どうやらランドール皇国とは別の組織に所属しているようですね。

そしてランドール皇国と結託して、グランガイで何かをやろうとしている。という事だと思います。

うぅ~ん……謎が深まってきて、ドンドン面白くなってきていますね!

この先が楽しみです。


さて次は再び本編の四堕神編に戻って、パルミナ諸島-アムダールです。

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